ASIO
ASIO。
何となく話は聞いていて、でもまぁそんなに劇的に、てこたぁなかろう、とか思ってたが、ASIO4ALLというソフトを落としてきてインスコして、やってみたら甘かった、話にならないほど音質改善。
今までのは一体何だったんだ…。
とくにソロバイオリンの弱音の「ふわっ」とした音がちゃんと出てきたのには感心した。
ATH-ES3,55の兄弟も、きちんと反応してくれる。やっぱりコストパフォーマンスはかなり高いヘッドホンたちである。
プチプチノイズの対策さえきちんと出来たら、これは大ハマりしてしまいそうな予感。
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絶品→谷山浩子「ねこ曜日」
ピアノとか、「実際はこう聞こえるはずだ」というのを、実際と録音物との対応の知識から、脳内で補完して聴くテクニックが、いくらか身についているわけだが、その「はず」に実際がかなり近づいている。
その2→坂本龍一「LOST CHILD」Cello&Piano ver.
坂本氏によると、この録音に本人はこの上なく満足していたそうで、「出来が良すぎて誰にも聴かせたくない」とまで思っていたそう。なんか、初めてその感じが分かった気がした。
特に再現部での、チェロがオクターブ高くメロディーを弾くところ、涙腺をにべもなく解かれそうな(?)美しい音。すごいや。藤原真理。
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そういえば。
WAVIOを導入して、PCからのWAVファイルと、SONY D-E990の光デジタル出力からの音と、聴き比べてみると、明らかに後者の方が音質がよく、「PCオーディオはへたなピュアオーディオよりもいい音が出せる」という噂と矛盾していて、怪しんでいた。解像度はWAVの方が良いのだが、端的に言うと「音楽としては弱っている」という感じ。
ASIOをやってみて、原因とその理屈が分かり、自分の耳を疑わずにすみ、晴れ晴れとした気分である。
PCオーディオべた褒めの人ってのは、多分当然のごとくASIOを導入してたのだろうな。
WAVIO SE-U55SXを通すと、
Lilith&ASIO4ALL > D-E990光デジタル出力 > FrieveAudio&DirectSound
という順位。
Frieve Audio もASIO対応だが、ASIO4ALLではノイズがひどくて聴けない。
Lilithが今のところ、一番ノイズが少なく、何とか聴いていられる。たまに入るノイズ、なんとかしたい。