2009-03-01から1ヶ月間の記事一覧

浅田と金

金の「妨害」発言とかいろいろあるようだけど、わしとしてはその辺はどうでもいい。 こないだの世界選手権は、TVでは全く見ず、さきほどYTで金妍児の演技だけ見た。浅田真央の方は、4位で不調(てのもおかしな話だが)だったのだろうし、面倒だし見てない。…

一部お知らせした皆様へ。

予想通りブログの目的が逸れ始めたので、音楽関係は http://altocicada.at.webry.info/ に移動しました。失礼いたしました。

鳥取弁と旧仮名

旧仮名で、「えうeu」 は joo と発音されるが、これは鳥取弁(に限らないとは思うが)では厳然と生き残っていて、サ変なら未然形「せ」に意思・推量の「う」をつけて「sjoo」となる。 「(外に)出る」は、「de-joo」とはならずに、「djoo」と一気に縮めて言…

読書メモ 中村明一『「密息」で身体が変わる』

甲野善紀氏のドキュメンタリーDVDで以前に見て、少し気になっていた人の著書で、大学図書館に並んでいたのを見つけて、借りて読んだ。 著者は尺八奏者。呼吸法を探求していて、バークリー音大などをへて、本書タイトルの「密息」にたどり着いたという。 密息…

tempura

『アドバンスト・フェイバリット和英辞典』の囲み記事に「てんぷら」の紹介文があって、上記のようにラテン文字転記していた。なんかラテン語みたいだ…。ぱっとこのつづりが目に入って、時間とか気候に関する専門語彙なのかと思った。 ・tempora は tempus,-…

私的「わし」考

筆者が自分で使って、最も自然で無色透明な一人称が、「わし」である。 老人の言葉遣いとして類型化されている「わし・・・じゃ」というのは、別に老人の言葉遣いの実態を反映しているわけでははない。いや、当たり前のことではあるのだが、たまに自分で「わ…

雑記

本日県立図書館に行ったので、先日コメントを頂いた内容を確認しようと先日の書棚に行くと、当該図書は貸し出し中であったので予約だけしといた。しかし、再びコメントを見返してみて「全集」とあったので、そうかそっちがあったかと思って今検索したらやっ…

自己の中心は空洞である

とは、先のエントリーのとは別の文章で福田が言っていたことだが、私は賛成である。 何が嫌って、酒飲みの心性の構成要素に、「本当の自分」という観念があると感じるからである。酒を飲んで「本性」「正体」あらわした、とかいう、あの言い方である。個人の…

目が「余る」

先日、ウィンドウズのデスクトップテーマのwindows classic がかなり自由に色調をいじれることに気づいて、このブログのデザインのような、暗い背景に明るい文字色、というものにした。さらにFireFoxもかなり自由に設定できるのにも気づき、同様の変更を。以…

日記

日記というものが、自分の部屋の中にあってほしくない。 厳密には自分の所有でないところにあってくれるのでないと、どうもまずい。何もない日常に、プライベートな日記というものをつけることで、精神的に何かひとつの飛躍のようなものが生じる。 しかし、…

翻訳メモ002

新言語の語彙の定着に重要なのは、自分の言葉でその語彙の内容を把握すること。 辞書に載っている標準語ヴォキャブラリーが自分にとって十分親しいものであるなら良いが、そうでなければ新言語を遠ざけるだけの結果に終わりかねない。辞書ヴォキャブラリーと…

モニター

強く発光しているモニターを、10分と見ていられない。 このブログのデザインも、輝度が弱そうなものを選んだ。 ほとんどのヱブページ、特に健康なページほど、白い画面が多い。 世のアプリケーションたちも、暗いバックグランドでテクスト編集できるものな…

翻訳メモ001

いわゆる「自然な訳語」。 「日本語として存在するか」ということは、十分条件ではない。S兆史氏の理論は参考になるが、氏の訳文は「いわゆる自然」の域を出るところ少なくなしとしない。それよりも「自分の口に合うか」、「話し手のキャラに一貫性があるか…