T51 SRS-Z1で試聴。

 いろいろ話題になっているとおり、冗談みたいなラインアウト音量のT51から直に接続すると、音はひずむしでまともに聞けない。ヘッドホン試聴の際にSE-U55SXにライン接続したら、こちらの受け入れ音量にはかなり余裕があるらしくて、ひずみも全くなく、この爆音でもラインのインプットレベル半分ぐらいの絞り方で普通に使えることがわかっていたので、T51>SE-U55SX>SRS-Z1の経路で。

取りあえず以下などを聞いてみる。

レオンハルト/クラヴィコード・リサイタル

レオンハルト/クラヴィコード・リサイタル

 音色はそこそこ綺麗に出るが、音場の狭さがもろに出てしまって聞いていられないパターン。まるでミニチュア楽器でも聴いているかのよう。
 CD-WALKMANでは、このスピーカーと楽器の音色的な相性が最高な上に録音がすばらしく、さらにちょうど良い音場感で利点を倍加して、目と耳を疑うようなリアルさがあったが、それとの比較になってしまうので、落差がすさまじくて我慢できない。


Dido & Aeneas / King Arthur / Dioclesian / Odes

Dido & Aeneas / King Arthur / Dioclesian / Odes

 King Arthur から。もともとこのスピーカーシステムで再現できるような音場の音楽ではないので、その点はなんかそれっぽさで曖昧にクリア。
 音色はかなりがんばっていて良い。歌声も特に問題なく聞かせてくれる。リュートの質感、ピリオド弦楽器も上手く再現。トランペットの柔らかい表現が上手く出ていて、これはかなり自分好み。


UTAU

UTAU

 音場の狭さが少しストレスになったが、聴いているうちに慣れて来た。
 ピアノの響きの上の方を綺麗に出してくれて、けっこう悦に入ることが出来るかも…。この辺は流石、ほんとに優秀ですね。FLACだとボーカルの息の音がかさついてイカン。