簡易行動記録。

8/12

・業務終了後シャンプー、実家に洗濯物を任せ、駅までの送りも頼めた。
・夕方 鳥取駅発、列車を乗り継いで京都へ
・夜 京都着、駅構内で立ち食いそば、ネカフェに寄るが個室はすべて満室、仕方なくOwlカフェってところの「おひるねカフェ」で夜明かし。押入れみたいな個人スペースを縦3段に積んだところ。わびしい。ものは言い様、ってネーミング。まあ安価に仮眠と充電と荷物整理が出来たので上出来としておく。


8/13

・早朝 ネカフェを出て京都駅から始発に乗って出発。食事を準備できなくてしばらく空腹を堪えて過ごす。
・午前 福井で一旦下車。コインロッカーにキャリーケースを預け、軽食を済ませ、福井城址福井駅前を散策。
・昼前 金沢着。周遊バスチケット2日ぶん購入、一路宿を目指す。宿で荷物を預ける。
・宿を出て、駅方面に戻る際、引き返す向きでなく大回りする向きの周遊バスに乗り、中心部の観光地をぐるっと下見。想像以上に高低差がある。
・駅に着き、県庁展望台、ビーンズを目指すため西口でバスの時刻表をチェック。コンビニで飲み物。
・県庁展望台でぐるぐる四方を眺めながら、知人氏にメール送ってみる。(えらく久しぶりだし返事来るかなあくらいに思ってたが案内して貰ってオマケに大当たりで感謝感謝)
ビーンズ内をウロウロ3フロアで背の高い本棚、さすがに在庫が多い。ただし同じ本の複数在庫がそのまま並んでたりして種類は見た目の印象よりはやや少ないかも。
ビーンズを出てバス停を探して歩く、結局県庁前でバス待ち。10分位遅延してて、他の観光客らしき人らも不安げにしていた。空腹が酷い。
金沢駅兼六園シャトルに乗り換える。そのまま美術館の方でも回ってみるかなと思ったが、空腹に負けて近江町市場で下車、入った店で海鮮丼を食す。2,880円也。地酒が色々揃えてあるみたいで気になったが、飲む前にどこか見ておこうと諦める。
香林坊のホテルにチェックイン、シャワーを浴びて一休み。休みながら次の行動を考え、結局翌日早朝に予定していた長町武家屋敷跡の散策を前倒しすることに。ホテルの10階の部屋の窓から、ちょうどその辺りが見渡せたので、歩きたくなったのもひとつ。
・ホテルの裏の方へ進んでいって、せせらぎ通り沿いに歩く。大好物の水路だ。きれいな水に誘われるまま、観光ガイドの地図を離れても尚前進、少し大きな通りに出たあたりで引き返す。帰りには図書館や公園の脇を通り、水路に遭遇したところで水路沿いに引き返す。しばらく進んで大野庄用水の方へ、更に下って足軽資料館、武家屋敷跡を散策、写真撮影、ホテルに帰還。時間帯は夕暮れ時で世界だった。じっくり楽しめた。
・洗濯、飲み物の買い出しなどを済ませ、飲み屋へ。はじめおでんの赤玉に入ってみたが既に品切れで退出。行く宛もないのでとりあえずラーメン屋に入る。
・ラーメン屋を出てぶらぶらして、やっぱり地酒飲んでみたいし、地酒と看板のある飲み屋USAGIに入ってみる。端っこ席に1人で座れた。おでん美味いしサービスもいいし、アタリだった。おでんと地酒3種堪能して退店。
・ホテル帰還、ぐったりして寝込む。


8/14

金沢城公園〕
・早朝から散歩、ホテル前の通りを渡ってビル街の一つ奥の通りへ。尾山神社の境内まで歩く。帰りに折りたたみ傘のカバーを落としたことに気づき境内まで引き返し、再びホテルへ。
・一度部屋に戻り荷物を整え再び外へ。金沢城公園を目指す。
・宿から一番近い玉泉院丸口から入城。庭園と石垣を写真に収めつつ石段を進む。
・階段を抜けると二の丸の広場。広い。まだ早い時間なので人がほぼゐない。早起きの徳。
・二の丸脇の橋を渡って本丸跡地へ。橋から見る石垣も一景。写真を撮る。階段を上りきると三十間長屋が待ち構へる。長い。
・本丸跡地の茂みに足を進める。音と匂ひ、木々の緑と怪しくうねる枝、りりしく天へ突き抜ける幹。淡い陰影を飾る楓の葉。基本かういふ場所は好きだ。
・茂みを抜けると東に面した高台の展望台が現れる。眼下に鶴の丸広場や城外の道路、視線を上げて丘の街並みを望むなかなかの景観。
・順路の坂を下り、鶴丸倉庫を通り過ぎ、再び二の丸へ。五十間長屋を広場側から写真に収め、橋爪門へ。まだ人は殆どゐない。
・橋爪門続櫓、復元された姿ではあるが、豪勢な木材や丁寧な仕事の石畳に感心し、写真に収める。人もまばらで、誰もゐなくなった隙にしゃがみ込んで石畳の手触りを確かめる。見下ろすだけだと分かりにくいが、低い視点でよく見るとそれぞれの敷石に同様の盛り上がりをつけて仕上げてゐる。流石に頬摺りはやめておいた。ああ
・橋爪門を抜けて、五十間長屋を外側から一望。堀や壁のパノラマ写真を撮影。ああ
・五十間長屋の前を掘り沿ひに進み、そのまま左に折れて北側の内堀に沿って写真を撮りながら歩く。丁寧な石垣が、只管続いてゆく。いつ終はるともなく続く石垣を延々と眺めながら歩くと、段々と恍惚とした気分になってくる。ああ。
・長い石垣の前を漸く通り過ぎ、管理事務所そばの風景を味はふ。旧第六旅団司令部前の門跡に、美しい楓。見上げるアングルで写真に収める。満足度は高いのに。あああ。
・管理事務所脇の道を抜け、新丸広場側を経由して高台を後にする。この辺りでカメラのSDカードの容量が尽きる。死亡フラグ。ああああ。
・黒門側から場外に出て直ぐのところで喫茶店を発見、一旦腰を落ち着ける。モーニング頼んでくつろいでたらメールの返信など頂く。何となく予定めいたものは立ててはいたものの、屋内施設はどこに行くか決めかねてたし、余り早足で歩き回るのも疲れさうなので、推薦に従ふことにし、次の目的地を二十一世紀美術館に定める。利家ブレンドを追加注文、もう一息くつろいでから店を後にする。


〔金沢二十一世紀美術館〕
金沢城公園を後にし、バス停を目指す。バス乗車、広坂で下車、21世紀美術館に入館。
・入り口やら展示場やらどう進むのかしばらく迷う。人の列の場所に入って会館を待つ。
・開館後、企画展「我らの時代」から順路を進む。争点のなんちゃら、宙吊りの謎オブジェ、黒い楕円、木の気ぐるみ、映像作品、寝言言って食ってる人らのインタビュー映像、その他諸々。
・プールっぽいやつ撮影
・特別展「医は仁術」
http://d.hatena.ne.jp/altocicada/20150817/1439928358


〔歴史博物館等〕
・金21美を出て、飯屋を求めて周辺を歩いて、グリル中村屋って店に腰を下ろす。カウンター席でかつ丼カレーみたいなのを注文、出てくるまで金21美の写真をツイッタに投稿したりして時間つぶし。だいぶ疲れてる。食事を終えて、歴史博物館方面へ。
・はじめに金沢ふるさと偉人館に入る。あまり馴染みのある顔はないのであまり印象に残らず。どこぞの巨大ダム作った人とか。中也の催しのポスターもあったが後に調べたら7歳まで一時的に滞在した程度らしい。泉鏡花の復刻版が2冊置いてあった。こないだ米子BookOffで大量に買い込んだ中にあったのと、同じやつであった。ひと通り展示を見て、建物を後にする。
・県立図書館の脇を通り、森の中の道を進む。澤と滝沿いの階段を上る。これも良い徒歩コース。階段を抜けた先の広場を通り、歴史博物館へ。
・赤レンガの写真を撮ったりなどして館内へ。企画展の鉄道の奴は時間ないのでスルー。常設展だけ見ることにする。館内は整備後らしくて新しく、映像やジオラマの展示があり工夫されてて面白い。兼六園ジオラマ、予めなんとなくスケール感を確認することが出来てよかった。1人、10歳くらいだと思うけど女の子が熱心に展示を見て、解説を読んで回っていて、将来が楽しみな感じがあった。
・展示を見終わったら休憩スペースでカップドリンクを飲んでひと休憩、すっかり疲れたので一旦ホテルへ引き上げてシャワー。帰り道はバスにしようかと思ったがバスの便がよくわからず徒歩。なんとなく歩いてるうちに兼六園の方に出て、21世紀美術館の前を通り、大通りから香林坊に抜ける。金沢最終日のチャリンコ周遊の前に宿からの距離感を確認できたのは良かった。