所謂「はいれぞ」って本当に効果あるのか?単純なwaveファイルを作って聴感テストをしてみたの巻。

所謂ハイレゾについて。
可聴帯域を超えた音域ばかりが販促でアピールされたり、自分自身そんなに興味が無かったこともあったりして、「可聴帯域での波形の再現性」については、さっぱり考へたことがなかったよなぁ……
なんてことに気付いてしまったので、waveファイル生成ソフトWaveGeneを使って単純な波形のファイルを幾つか作成して、手元にある限り最も正確に音を出せる環境で聴感テストをしてみたのだった。
結果としては、高サンプリング周波数によって明らかに違ひが出る、ってことは分かったものの、それ以前の段階で、どうして48kHzで音の区別が出てしまふのか理屈が分からないところがあったりなどして、もう少し調べてみる必要がある。


……とまぁ、とにかく、可聴帯域での波形の違ひが実際に聞き取れることは確認したので、今後の音源収集にハイレゾも視野に入れて行きたいとは思ふ。



1月20日

DAC-HA300、やっぱり欲しいな……
この、要らん液晶がついてないところが一番貴重かもしれない。
なんで携帯プレイヤーって液晶までついでに豪華になるの?
PHA-1もUSB接続が煩わしくて最近は使ってないし、これとiPodとかも売りに出して多少なりとも資金調達するかな?


ところでハイレゾの可聴帯域以上の云々は保留するとして、十分聞こえる10kHzとかでも、波形としては矩形波みたいな状態になってるのかしらとか思ったりして。
それはそれでどうなんだろ、そのへんもハイレゾではきれいになると考えるといいのかしら。


しかし楽器に関しても言われるところでは、超高音になると倍音は聞き取れなくなるから純音に近づいていく、てことがあるし、サインウェーブと矩形波では聞いた感じに違いが出るものなのかしら。
スピーカーがその振動数でも矩形波的に反応しうるのか、てこともある。


“HD音源(ハイレゾ音源)は本当に音が良いのか - ゆっけ&ぷくのお絵かき日記。” http://d.hatena.ne.jp/ykkb/20131118/p1

やっぱりこんなもんだよな。

記事にもある通りDACでその辺調節するのだろうけど、どれほど有効なのか。

“ERI 基音と倍音ハイレゾを聞いて見る” http://erijapan.blog93.fc2.com/blog-entry-116.html
”まずはデューティ比1:1の方形波です。 この場合、繰り返し周波数(基本波)のほかに3次、5次、7次、・・・という具合に奇数次の高調波成分(基本波の奇数倍の成分)を含みます。” / “玉手箱詳細 - 玉手箱 | オリックス・レン…” http://www.orixrentec.jp/helpful_info/detail.html?id=25

調査課題:矩形波矩形波らしく聞こえる(?)のは、高調波との合成として聞き取るからで、高調波が可聴帯域を超えている場合には、聞こえ方はどうなるのか?


とりあえずWaveGeneで10Khzの音を色んな波形とサンプリング周波数で作って聴き比べてみるか。

“SquareWaveOutput - bitspersampleconv2 - 矩形波の生成方法と性能比較 - PCM WAVファイルを処理するプログラム色々 - https://code.google.com/p/bitspersampleconv2/wiki/SquareWaveOutput

ざっとWaveGeneで、16bit、サンプリングレートは48khz, 96khz, 192khzの3種、周波数は10000hz, 12000hzの2種、それぞれに正弦波、矩形波三角波、ノコギリ波の4種、計24個のファイルを作って比較。
プレイヤーはLubuntu上のXaplay、USB出力からDAC-1000、発音はSTAX SRS-3170。


48kHz系でキリの良い12000hzで比べると、サンプリング周波数による違いは殆ど分からない。
しかし謎なのは、波形パターンの違いは、48kHzでも僅かに違っていることで、これはどういう仕組みなのだろう?


10000Hzにすると違いが顕著で、48kHzでも波形パターンごとの違いがはっきり出る。これもどういう仕組みなんだろう。
10000Hzではサンプリング周波数による違いも顕著に出る。やっぱり高いサンプリング周波数での録音・マスタリングのメリットってのはあるみたい。(DAC-1000ではUSB入力は2倍までのアップサンプリングができるけども、軽く聞いた感じではこれはさっぱり違いが分からない。)


@altocicada 「矩形波以外では」を書き忘れ。矩形波は当然の如く全く違いは出ない。
@altocicada 12000Hzでは、そもそも聞こえの音量自体がかなり小さくなるので、当然違いは分かりにくい。


耳元で高音ばかり聞いてたら耳がメッチャ疲れた……