わしローマン

駅前某甘いもの店でドーナツ食いながら本読んでたら、ローマ字配列について、新案を思いついたので。

今度の思いつきの最大のポイントは、

  • 右手に母音・・・日本語の場合、子音連続よりも母音連続の方が、原則的にも多く、とすると、片手に母音を集中させた配列の場合、右利きの人間にとって、様々な母音キーの連打の組み合わせをこなすのには、右手の方がいいのではないか、ということがある。(特に今回思いついたやつに関しては、子音連続の主要な要因である拗音と促音を親指に移してあるので、左手の同手連打は起こらない。)
  • 拗音と促音に親指を使う・・・日本語のローマ字入力で、子音連続は殆どが拗音と促音であるので、これを親指に追い込んでやれば、4指での連打は起こらない。また、撥音は右手小指に置いて、アルペジオ打鍵で処理。

の2点。


(色つきのみ頻用を許可)


親指キー

  • 拗音・・・右手。現行仮名遣いで起こりうる拗音は、すべて、人・中・薬指の3指との組み合わせで、アルペジオ打鍵可能。人差し指拡張位置など、親指と組み合わせづらいものはなし。
  • 促音・・・左手。同上。


長母音専用字

  • 子音+Wで「おう」・・・現行仮名遣いで「わ」行は「わ、を」のみで、 AとOはどちらも人差し指なので、アルペジオ打鍵可能。(拗音も併せて、半母音字は右手アルペジオで出来た。)
  • 子音+Vで「うう」・・・「ヴァ」行、「ヴ」以外はアルペジオ可能。
  • 子音+Yで「えい」・・・「や」行は J(ゲルマン・スラブ式)を当てるので、余り物活用。文字の並びは二重母音のようだが、日本語では実質的に発音は「えー」だけなので、長母音扱い。


「ん」

  • 右手小指。・・・このために、O を人差し指に当て、人差し指の連打の割合が増えるが、「ん」で終わる音節をアルペジオできるメリットをとる。また、「OE, EO, AO, AE」などは、二重母音というよりは音節を異にする「母音連続」なので、多分あまり気にならない。


左手の子音

  • 原則的にはM式を踏襲。
  • 濁音は、各指の2番目に押さえやすいところに配置。(中指と薬指は上段が得意だが、人差し指は下段の方が得意。)
  • 人差し指の使用頻度を落とすため、拡張ポジションは H のみに使用。
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ローマ字入力については、真に日本語用に最適化されたものはM式ぐらいしかなく、かな入力との比較を、純粋にモードとして行えていないので、是非ともそういうものを一度試してみたく。探求は続く。