フランス語
前から欲しかったやつ、購入。
- 作者: 井上大輔,小澤真,Virginie Broux
- 出版社/メーカー: 語研
- 発売日: 2009/07/04
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
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会話表現集なのだが、会話の「隣接ペアadjacency pair」を単位にして例文が納められているので、言語処理の生理にかなっていて憶えやすい、というのがポイントになっている教材*1。また、聴いていても聴感上の注意力が持続しやすい。
フランス語はもう5年近くろくに勉強していないし、仏検3級持っているとはいっても、5・4級飛ばして文法中心にして勉強してたから、会話表現にも全く馴染んでないから、CDを聴いていても殆ど全く意味を聞き取れないのだが、隣接ペアのテンポの御陰か、BGM代わりに流していて、疲れない。
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それにしても、フランス語の音声教材とか聴いてると、英語って汚い言葉だなぁ、としみじみと感じるのである。
詩とか文学作品とか、工夫したものもいっぱいあるし頑張っていると思うのだけど、フランス語…というか高低アクセントの言語かな、と比べてしまうと、頑張ってもそれかよ、と、感じられてしまう。
もちろん、基準の在処が何処にあるか、てことで、自分にはそう感じられる、というだけの話で。
英語に限らず、強弱アクセントの言語が粗っぽく聞こえてしまうのは多分、自分の言葉が高低アクセントの日本語話者だからで、強弱アクセントの子音がちの言語の話者からしたら、フランス語とか日本語中国方言とか、キレのないふにゃふにゃしたしゃべり方しやがって、とか、思われてるかも知れない。
学問的な著作でこういうことを言うと、今時、村八分だろうな。しかし勘違いしてはいけないのは、このような文化による感じ方・考え方の違いは、より正確には「感じられ方」「考えられ方」の違いと言うべきで、要するにその自動性が、文化所属の真正性を保証しているのであって、そこの部分まで無理に避けることは必要ではないし、多分不可能だと思うのである。
とかいう雑感。
*1:本書の宣伝では売り文句にはなっていないが、こちらasin:4876151849と全く同じページ構成になっているので、こう判断