集中力?
18時頃にヘッドホン届いて、それからずーっと、手を変え品を変え、試聴を続けている。
この間、集中力、全然切れてないっていうのは、やっぱり異常だろうか。
もちろん、このヘッドホンが意外に素直で分解能も良くて、音源とハードの癖がそのまま出ちゃってるのがよく分かって、それが面白くて、てのもあるけど、それにしてもね。
その昔、大学オケで無理して棒振りをやって、意識的に聴くということを、かなり、過剰に徹底してやってたころから、耳の注意が自動化してしまう癖がついてしまっていて、役に立つときは役に立つんだけど、日常生活には割と困ったりする。
今では大分ましになったが、大学オケの幹部代終わって2年ぐらいはひどくて、人間が賜った素晴らしい「聴かない」能力、選択的に集中して聴く能力が、一時的に機能不全を起こしていて、まぁ多分自己暗示のようなものだとは思うけど、どうしても全体をそのまま聴こう聴こうとしてしまい、結構困っていた。
大学に復学してしばらくは、耳栓をして授業を聴いているような有様だったなぁ。ひどいときはコンビニのバイトでレジ対応中にも装着していた。朝とか、耳が疲れるんですよ…。
スポンジ式の耳栓は、人の声は聞き取りやすいように出来ているから、十分に話は聞こえるし、耐え難いエアコンの音が緩和されるだけで、だいぶ助かったものだ。
耳栓つかうアイディアは、確か、何かの雑誌に載ってた中谷美紀のインタビューだったなぁ…
以来、集中力には、「熱中してまわりが見えなく(聞こえなく)なる」、能動的な集中力と、「まわりのものが勝手に見えてくる(聞こえてくる)」、受動的な集中力という、二種類がある、なんていう風に理解している。
後者の「聞こえてくる」集中力のことは、経験したことがない人ってのもぼちぼちいて、そういう人は、これを全く理解しないから、そういう人とのやりとりが、時に面倒だったりもする。
ただまぁ、こういうのを「集中力」と呼ぶのには、何だか少し抵抗がないでもない。殆ど自動化しちゃってるからね。
記事書いてたら、だいぶいい感じにぼーっとして来た。
さてそろそろ晩飯でも食うか。