音楽再生雑記

ASIOやったり WAVIO いれたり、いろいろやってみたメモ。
改めて分かったのが、

  • 「音楽らしさ」というのは、必ずしも情報量の多寡によって決定されない。

と言う点。
 最近一番気に入ってるのが、軽食店などでの読書時にかけるリュート、ヴァイオリンとチェロのためのトリオ集
 音源はMP3の320Kbps、再生装置はTrancend MP320、ヘッドホンはATH-ES3。これがもう、永遠に浸っていたいぐらい心地いい。ASIOに慣れて来た耳でも、相変わらずそう感じる。


 一方、どうしてもASIOぐらいの情報量がなければ、と改めて思うものもあって、オーケストラ音源がその筆頭。やっぱり、音楽としてCDに詰め込まれている情報量というのが、桁違いに多いのが、よく分かる。どんな細部も、全体の印象に良くも悪くも必ず影響する。
 それから、ピアノ音源も、ASIOクラスでなければとても満足に再現できないものだったということも、今回よく分かった。特にこれドビュッシー:前奏曲集第1巻とか、いわゆる印象派は特に…ていうか、貧弱な再生装置では正直、全く良さが分からなかった。音域感のバランスやダイナミクス、音像感や低位感、音色の再現性etc.etc...、多次元の情報を精密に再現する能力が要求されるのが、ピアノ音楽というジャンルであるらしい。
 他に、特に変化を感じられたのが、IN THE LOBBYで、アコースティックのライブ音源の、空気感、音場感が抜群に良くなる。