MG-F516 雑記 その1 室内使用

 昨日の午前に届いて、いろいろ試聴中。
 最初に音を出したときには、スカスカのガサガサのけっこービミョーな音で失敗かと思ったが、大分馴染んできたのか、聴けるようになってきた。
 総評としては、今のところ、

  • 情報量が多く、音割れもなくノイズも少なく快適に聴けるが、質感の点で粗さはないがすこし荒く、また少し平板な印象がぬぐえない。

てところか。まぁ、脳内補正回路の活用で何とかなる範囲だし、ものによっては利点にもなるかも、ていう。


 書きながら今聴いてるのは↓

ザ・ベリー・ベスト・オブ・ユニコーン

ザ・ベリー・ベスト・オブ・ユニコーン

 から、「大迷惑」「自転車泥棒」、WAVでいれてみる。これは、けっこーいいですね。


 使い始めとしばらく使った後と、目に見えて良くなったのが、弦楽器。

Cello Suites

Cello Suites

バッハ:無伴奏ソナタとパルティータ

バッハ:無伴奏ソナタとパルティータ

…てコイツラは標準的な弦楽器音源とは大分離れた変わり種だけど…。真っ先にこいつらを聴いたのだけど、はじめ、オモチャみたいなショッボイ音が出てきて、大分おるつだったけど、改善してきてくれて安心。


Live in Tokyo 2001

Live in Tokyo 2001

に移動。このCDはやっぱり機器の評価に使える。これを聴いてみると、やっぱりまだ荒さ(粗さではなくて)が目立つけど、及第点はクリアしている。


LOST CHILD

LOST CHILD

特にチェロ&ピアノ版では、音の深みが不足気味で、呼吸が浅い感じがあり、不満が残る。ピアノソロ版では、ピアノの音が歪みが出るかでないかギリギリのあたりで、暴れ出しそうでそわそわする。これは、グールド聴いてても感じた。
バッハ:フランス組曲(全曲)

バッハ:フランス組曲(全曲)

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使用ヘッドホンはATH-ES55,ES3、AD900をとっかえひっかえ。
 AD900で聴くと、非音程の非常に細かいところまで聞こえてきて楽しいのだが、同時にわずかな荒さ平板さもさらけ出されて、家の中でまで使い倒すほどのプレイヤーでもないな、という。て、ちょっとそれは期待しすぎか。もしかしたら、とか思ってたけど…。いや、でも、ポータブルプレイヤーの基準としては、十分過ぎるぐらいいい音なのかもしれない。


 ES55では、こんどは細かい部分がごまかされてしまうような感じがして、特にクラシック系に関して少し不満が残る。もう少しいいもの使ってやりたい感じではある。