購入など。

Amazonギフト券、貰ひものといふのはどうにも使い道が決め難くく。
　3千円ほどでは大きな買い物の足しにも余りならないし、アレコレ悩むと却って時間を無駄にして仕舞って、ただより高い云々って状態になりかねず、で、結局、何かの取説のフランス語を眺めていたときに、思い付きでズバッとこれに使うことに決めた。

Le Robert Micro 2008: Dictionnaire D'apprentissage De La Langue Francaise

なんかオマケ的な感じが丁度いいし、英語の理解にも役立つし、雑多なものをアレコレ買うより長期的には費用対効果も結構ありそうだし、て感じで、悪くないかなと。
　てか、こんなにグダグダ理由付けが要るって、何なんだよ一体オレは…orz。主体的な買い物を、どうもこういう経緯で出来ないのは、どうしたもんだろう…。

The Art of the Netherlands

この夏ぐらいから、クラシック方面では中世期のリュート音楽聴いたり、またSources of the Self: The Making of the Modern Identityみたいなのに手をつけだしたりして、バッハ以降のロマン的音楽や思潮に、別段思い入れが無くなってきていて*1、特に、このDavid Munrowのアルバム2枚

十字軍の音楽

ゴシック期の音楽

の、自己表現的な衝動を排除して、非常にデタッチした音作りをしつつ、しっかりアソビの楽しさというものに溢れている演奏がとても気に入っていて*2、他にもこの人のものを聴きたくなって、注文してみたのであった。多分明日には届くので、正月にじっくり聴けるといいなぁ、と。値段が安すぎて注文後に気付いたんだけど、2枚組だったみたいで、丁度良いやと。
　正月明けには、恐らく

Dido & Aeneas-Pinnock, Von Otter

含む曲集を入札してるのが、届くはず。

*1:…ていうか別にそこまでもとも個人的にこだわりがあったわけでもなく、現代に繋がる礎として心得ておかねばならない、という、なにか強迫観念みたいなものが無きにしも非ずだったわけだが、そういうのはすっかり最近では消えてくれた。

*2:同じ中世合唱音楽を扱っても、例えば

中世ルネサンス音楽への招待状

なんかでは、音の分厚さや細かい表情に、どうも表出主義的なにおいがぬぐいきれない。