震災復興とショックドクトリンとTPP

The Shock Doctrine: The Rise of Disaster Capitalism

The Shock Doctrine: The Rise of Disaster Capitalism

 気になって買おうと思ったのだが、なんと720ページもある。身の程を知ってまとめ記事で済ますか別の入門的なものを探すか。しかしこの手の著作は具体的な検討にこそ価値があり、もしくは、考え方自体、また対策としても非常に単純で、集中的な勉強が特に必要ではないかもしれない、ということもあったりして、非常に悩ましいところ。せめて邦訳が出ないかな。
(結局注文してしまった…)


 政治・経済音痴で<地震後に俄に気になった程度の私なのだけど、最近これらの著作やその周辺の議論が無性に気になって読んでいたが、あながち間違いではなかったようで。

平成経済20年史 (幻冬舎新書 こ 9-1)

平成経済20年史 (幻冬舎新書 こ 9-1)

TPP亡国論 (集英社新書)

TPP亡国論 (集英社新書)

 経済というのはややこしいけど、この20年の経済政策が何をしてきたのかというと、

という一言でまとめられるようで。そりゃいかんわ。
 で、中野氏の発言をたどっていてたどり着いたのが、上記著作、ショックドクトリン、と。
http://ameblo.jp/takaakimitsuhashi/entry-10857200536.html
http://ameblo.jp/takaakimitsuhashi/entry-10863033229.html

危機感ももちろんあるけれども、同時に、将来の公民教科書に欠かせない(はずの)視点を、ほぼリアルタイムで見ている興奮というのも、正直なところ隠すことができない。