買ってしまってたりして…orz

HDC-1Lなのでありました。

*1
 なんというのか、他にまずやることがあるだろうがと自分を責め苛みつつ、いろんな条件がバランス良くそろって、どうにも「今しかない」というタイミングが来てしまった感があり、オクに出たのを30kちょいで落札したのでありました。
 そんなこんなで、土曜日には配達されていたのだが、SRS-Z1につないでしばらく出音チェックしてると…おもむろに右側のスピーカーからでなくなり…接触が悪いのかと思っていろいろいじってみても、ケーブルを変えてもうんともすんとも言わず…どうやら壊れてしまったっぽいのでありました。
 あああ。
 気を取り直して、ヘッドホンで我慢しようと思って、ヘッドホンアンプらしきものはとんと持ち合わせていないものでSE-U55SXに登場してもらうも。RCAでまともなもの(HDC-1Lにみあいそうなもの)をそういえば持っていないということに気付き、その場しのぎでステレオミニのベルデンで、まさかのサウンドカード部無視・フツーのショボイPCスピーカーアウトからU55SXにつないで、とりあえず試してみる。
 実はこの時点で、どういう回路でどうやって出力されてるのか不明にしろ、普通に普段のBGM的な使い方には十分すぎるぐらいの音は出ていて、驚いたのであった。しかしまぁ、そんなに特筆するようなものでもないし、U55SXのジュワジュワノイズも目立つしで、さっさと某プロケでベルデン50cm一組と電源対策も狙って重鉄越えタップとやらを注文したのである。締めて14,000¥なり…。(こういう周辺的な出費が出てしまうのがわかりきっているから、本体自体をなるべく安く抑えて置きたかったりするのである。)


 とにもかくにも、今日の日中に届いていたそれらの道具をようやく今、使って確認することが出来たのであった。
 最初に確かめてみたのは電源タップの効果。これが思ったより凄く効果が出ている。よぉく聞くと、U55SXの電源によるミィ〜ジーのノイズは消えていないのだが、十分にレベルが小さく、ジュワジュワノイズも殆ど聞こえないぐらいまで落ちていてる。じゅうぶん値段ぶんの効果があり、大正解であった。
 
 そしていよいよ、サウンドカード経由の音を確認。はじめは、特に時間軸も含めて、ものすごく「普通」で、むしろ印象が薄かった。
 真っ先に聞いたのが

Book of Ways

Book of Ways

の第11曲。じっくり聴いていると、やっぱり細かい音が凄くよく聞こえ、残響のすっきり感も凄い。解像度と情報量、何このコスパ…みたいな感じで関心はしたものの、ここまで来ると、もはやヘッドホンアンプのショボイのが隠しきれないようで、そこに由来すると思えるギザギザ感もどうしようもなく耳に付いて、そこまでグッとくるということはなかったのであった。
 次に聴いたのはやっぱり外せないコレで。
ブラームス : 交響曲 第4番 ホ短調 作品98

ブラームス : 交響曲 第4番 ホ短調 作品98

やっぱりオーケストラ音源では、余りに繊細なクラヴィコードという楽器では気になってしまったギザつきよりも、解像度と音場感とダイナミックレンジの優秀さ、反応の良さ、そして時間軸の正確さが目立つ結果となる。時間軸と空間軸の十分な正確さ、それをもって始めて実現できる両軸の躍動感に浸っているうちに、この記事を書きながらあっという間に40分がすぎたのであった。


 そんなこんなで、概ねの満足感は達成できたのであるが、やっぱりまだ、アンプ部の不満が隠しきれない。HDC-1Lを落札したあと、どうしても欲しくなってしまったアレが、さらにどうしようもなく欲しくなってしまったのである。
 アレ、すなわちSTAXであります。
 いまのところ、結局5万円の買い物になってしまったりと、懐事情が許さずどうしようもないのだが…。もう一息おいて、秋口ぐらいに変えたら良いなぁ。
 あ、あとスピーカーも壊れたんだった…orz
 どんだけ、って感じです。

*1:ホームセンターで買った便利代21.5x21.5が、専用か?てぐらいサイズがぴったりだったので、乗せることにした。さらに、後に入手した重鉄越えタップも、脚の間にすっぽり収まって非常に収まりよく場所を確保することが出来た。