新しいマウスを買ってみた。


 傍にある気になるキーボードや配列表については、書きたいことがたくさんあるので、今後小出しにするとして、今回の話題はこの黒いマウスについて。
 リストレストを探しにいった時に見つけたもので、基本的には何の変哲もない880円の安マウスなのだが、気に入ったのはその形状。試用機を持った瞬間、ああなるほど、と思ったのであった。

 写真に見るとおり、たとえば同社のコレ
【1900年モデル】ELECOM USBレーザーマウス BLACK GRAST(コンパクトサイズ) M-PGULBK3

【1900年モデル】ELECOM USBレーザーマウス BLACK GRAST(コンパクトサイズ) M-PGULBK3

みたいなよくあるものとは、尻の振り方が逆になっている。最初に見たときは、一瞬左利き用のマウスだと思った。旧式の形状については、握り易いと思ったことは一度もなかったため、右利き用と判って、これは試してみねば、と思ったわけである。
 具体的にどう違うかというと、まず右側の出っ張りの部分に、薬指をぴたっと隙間なく添えることができる。また、親指の側には余計な出っ張りがないため親指の収まりがよい。両者の結果、手に上手くフィットし、特に工夫しなくても自然とマウスの前後の軸と前腕の角度が一致する。
 ちょっとした違いなのだけど効果が大きく、感心した、という話でした。
(少しだけ注文をつけると、人差し指と親指がもっと高い位置に収まるようになっていたら、なおよかったと思う。現状ではまだ手首の内転のストレスが残る。)


 底面側から。

 こうしてみると、薬指だけでなくて小指の収まりもとてもいいのがわかる。