雑記。
特に急ぎの用件もなく、また明日からの新規業務へ向けてテンションも定まらず、読書も気が向かないので、車でぶらぶらと出かける。
千代川の土手を走っていて、増水がすごいのに驚く。川原のグラウンドが浸水するまで、あと1mほど。線路の鉄橋の辺りでは、濁流が激しくうねっていた。湖山池も見てみたけど、こちらもかなり水位が高い。
昨晩は結局朝方まで起きていたが、暴風雨なんてどこへやら、ずっと虫たちの合唱を聞いていたので、千代川水系への降雨量がここまでだったとは、想像が及ばなかった。
吉成の今井書店にて、この本を見つける。
- 作者: 坂村 健
- 出版社/メーカー: 角川書店(角川グループパブリッシング)
- 発売日: 2011/07/09
- メディア: 新書
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そのままファミレスに入って、3章までを読み終える。サマータイムや発送電分離の技術的難点に関する異議や忠告から、サンデル教授の正義論や教養の在り方についてのあれこれなどなど、分野横断的に論じ、変化を続ける文明社会における制度設計について、情報技術がまだまだ役に立てることを提案していく、といった趣。
ところどころ「そうそう、それそれ」と頷いた箇所もあり、付箋も結構数がついたり、割と楽しんで読んでいる。「教養とは何か」ということについて、私としては既に「実践に際して判断の役に立つ知識・経験のこと」みたいにまとめていて(…そのようなそうで在れば漫画でも武術でもスポーツでも教養と呼びうるし、そうでなければいくら膨大でいわゆる「高尚」なものでも、オタク的知識に過ぎない云々…)、大体似たようなことが言われていて共感して読んだ、などなど。
今週は割とカッツリ時間が取られてあまり読めないから、のこりはまぁぼちぼち読み進むことにしよう。
本屋ではもう一冊。
- 作者: 中西進
- 出版社/メーカー: 中央公論新社
- 発売日: 2011/03/23
- メディア: 文庫
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古代史で楽しむ万葉集 (角川ソフィア文庫)に関しては、人麻呂の章を読んでいるうちに、以前から気にしていた初期万葉論 (中公文庫BIBLIO)が読んでみたくなって、あれば買おうかと思っていたが、なかったのでこちらにしておいた。
本屋の後にはバッカスに行って久方ぶりにLaPassion(赤ワイン)を買う。ここんとこ疲れた日に度数の低いチューハイを買って帰って飲む、てことをしていたが、腹が膨れてしまうし気分も中途半端になるしで、やはり自分には向かないとあきらめ、度数高めのを気付け程度に飲む習慣に戻すことにした。今もカップ半分ぐらい飲んでいるが、これぐらいが程よく回って緩んで、考えすぎなくてちょうど良い。
なんか他にも書くことがあった気もするけど、明日もあるし、そろそろ寝る準備でもしよ。