定有堂書店

という本屋が駅前通りにあって、市内に出た折りなどにちょくちょく寄っていく。
小さな街の本屋さんだが、棚に並んでいる本にはこだわりがあり(特に店内の奥の方)、だいたいどの棚を見ても、読みたいものが何点か見つかる。読書会なども主催しているらしい。個人的に好感を持っているのは、

  • 白川静の主著が大体揃えてある
  • 甲野善範著もスペースを設けて並べてある
  • 『年を経た鰐の話』、『ボルヘス怪奇譚集』、『椅子と日本人の体』など、以前読んで好きだった本が見えるところに並んでいた

等々・・・。
ずっと変わらずにあってほしいと思うので、いくらかでも貢献しようと思いつつ、あまりしていないので、今月は本の出費が割と多かったが、取り敢えず星野道雄の写真版の豊富に入った文庫版『アラスカ 永遠なる生命』を買って帰る。星野さんは写真も文章も好きなのだけど、一番好きなのはあの顔である。ああいう顔した人になりたいと思うが、僕なんかにぁまだまだ遠いなあ。

アラスカ永遠なる生命(いのち) (小学館文庫)

アラスカ永遠なる生命(いのち) (小学館文庫)