ぬーん・・・

県立図書館で発見。

サンスクリット語・その形と心

サンスクリット語・その形と心

今年の2月の発売、ちょうど『バウッダ』とか読んでて、なんというタイミング!まさに私のために出た様なもんじゃないか、ということで、カリスマ風間喜代三翁の名前と私好みの上質な装丁につられて、借りてきた。以前に、これ
サンスクリット (文庫クセジュ)

サンスクリット (文庫クセジュ)

も読んでて何となく知ってるし、この際基礎文法ぐらいマスターしちまえ!ぐらいな勢いで喜び勇んで借り出したのだが・・・・・・身の程知らずもイイトコでした、ハイ・・・・・・。
今日の午後で、ざっと、どんな文法カテゴリーがあるのかとかを大雑把に確認してみたのだが、格が八つあるとか音の組織がややこしいとかは、まぁ知ってたから良いとしてだな、「能動態の完了分詞」とか、「過去能動分詞」とか、は?みたいな、もうチンプンカンプンで・・・・・・とりあえず、サンスクリットでは、分詞の絶対用法と名詞だけで文が作れてしまう様な感じなのは、何となくわかった気がするので、それが辛うじて理解の手がかりになりそうな、気がする。・・・・・・気がする。
(英語はじめフランス語でも(他の言語のことは知らないが、多分西洋諸言語も)、日本語なんかでも類似した動詞の連体修飾の用法があるのだが、現在分詞には能動的な指向があり、過去分詞には受動的な指向がある。ラテン語文法に、「過去受動分詞」「現在能動分詞」などの用語があると知ったときは、膝を打ったものだ。)
ラテン語とかは、このあたり
ラテン語のはなし―通読できるラテン語文法
はじめてのラテン語 (講談社現代新書)
なんかは、夢中になって読んで、何とかついていけたのだけどね。やっぱり、伝統英文法がラテン語文法を下敷きにしてる、てのが、大きかったんだろな。