Jarrett

私が大学時代に世話になった先生は、ブラームスと一昔前のジャレットが好きだったそうで、ブラームスの曲や、ジャレットの弾いたショスタコ前奏曲とフーガなど、自分の代わりに作曲や演奏をしてくれているような感じさえ抱いていた、と話してくれたことがある。


で、その影響を受けている分けでは別にないのだが、…というのは、すでにその頃までにはこの本

キース・ジャレット インナービューズ―その内なる音楽世界を語る

キース・ジャレット インナービューズ―その内なる音楽世界を語る

を読んでいて、すでに影響といえばうけていたので…、こないだ買ったこれ
Book of Ways

Book of Ways

収録の11曲目などは、私も似たような、自分の代わりに演奏してくれているような感じを持つ。

こういう、あまりに自分に「近い」音楽というのを聴いていると、人間が社会的な存在であるということを忘れてしまう感じがある。