「日本人の英語力は低い」

5月18日

「日本人の英語力は低い」って妙な言い方だと思うけどなあ。
「日本には英語が上手な人があまりいない」だったらよく分かるけど。

「日本人」という集合名詞で問題を把握して対策をとろうとすると、全員一斉によーいドンで、「英語が下手な人がたくさんいる」になる気がするね。下手ですらない人しかいないのと、どちらがいいのだろうか。

「英語が上手い人を日本に増やす」だと、また対策が全く違ってくるだろう。制限的になる傾向にどうしても行くだろうけど、具体性かあるのはこっち。


つーか「日本人は英語力が低い」とか言うけども、そもそも「英語力の高い英米人」ってどれぐらいいんの?

「英語力」の評価基準って何だろう?
「英語で適切な言葉遣いで筋立てて表現出来る」てことなら、英米人にだって限られた層にしかいないだろう。
「英語力の-低い英米人」ってグローバル人として有益なの?求められてるの?

「英語力の低い英米人」の亜流を日本でも大量生産しよう!
ちょっと落ち着け。


「ネイティブノンネイティブにかかわらず英語力の高い人が参加出来るグローバル界隈と、ネイティブノンネイティブにかかわらず英語力の低い人がくすぶってるローカル界隈」

「英語が出来ろ!」という無茶な命令文思いついた。
…て書こうとしたら、「出来ろ」ってATOKで普通に変換できたんだけどw こういう言い方ってあるの?

こういう4分割表をだな。
英語力の高い | 英語力の低い
 英米人   |  英米人  
−−−−−−−+−−−−−−−−−
英語力の高い | 英語力の低い
 日本人   |  日本人
グローバル界隈ではどういう序列になるのだろう。


「せめて普通の英米人の英語力を身につけましょう!」