ピヤノ室回想(ツイート)

手先を使った単純作業を延々とやってたら、ふとピアノが触りたくなったりなど。もう何年も触ってない。
(曲になるほど手は動かんし練習をするのでも無いから「触る」とだけ言う。)


あの、指先の神経と音色が直接つながってるみたいな、アレはバヨリンビオラとかでは、無いよな。
あとピアノは自分と対面して音を出すから、何か対話的な雰囲気もある。
バヨリンとかはほんとに独白だよなあ。自分の聞く音と人の聞く音が多分まるで違うし。
重音でウギャーーーーってやるのなんて叫んでるみたいなものだ。
人がどう聞いてるかなんてある意味知ったこっちゃない。


大昔だけど、オケの合奏練習のあととかは、音の動きとかイメージとかがこびりついて離れなくなって困るので、暫く一人で練習場のピアノ部屋にこもって人がいなくなるまでピアノに向かって、静かになったら、如何に小さい音を出すかなんてチャレンジして気分を落ち着かせて帰ったりしてた。

まあ大概最後までガヤガヤしてて、そんな機会も中々無かった

ボロいピアノだし、自分が録に弾けるわけでも無いのだけど、そういうことは別にどうだっていいのだ。鍵盤を押さえれば音が出て、押さえ方を変えれば音色が変わる。疲れた耳と精神には、それだけで十分な遊びと癒やしになるのだ。


@Yukonetics なんて言うんですかね、 バイオリンとかは完全に一体化してるみたいな感覚があるし、音を出す時だけ指先で「接続する」みたいな感覚が、なんか神経が伸びていくみたいな、イメージと言いますか。うまく言えませんが……


バイオリンとかビオラは、鎖骨や顎の接触を通して、自分自身が響いて、まさに一体化してるみたいな感じがある。

同じ楽器を同じように弾いても、多分人によって音は変わる。奏者間で対照させて実験はしたことはないが、膝において音を出した時と、鎖骨に乗せて音を出した時を実演して見せて、ハーナルホドって反応を得たことはある。

在東京で昔世話になったトランペットの人によると、金管楽器なんかは極まってる人は全身が鳴るらしい。自分は腹までは行った、とその人は言ってた。