文法用語が気に食わないマン(ツイートメモ)

意味上の主語、なる言い回しに常々不満を持ってて、ではどうしたものかと悩んでたが、準動詞の指定部って言い方で大体よろしい気がした。
ただし一般には中々通じない、前提を説明しておかない限り。



subject はもともと多義的な言葉を使い回して文法用語としているせいか許容できるのだけど、「主語」は造語で、空っぽの入れ物みたいなもので、なんとなれば使い手が好き勝手に意味を込められてしまうので、厳密な話にしにくいのですよね。


こやつを読み返してみたら psychological subject(話題)と logical subject(行為者)と分類してた。 https://pic.twitter.com/P2X8IE3f1X


まあ翻訳造語一般の問題でありますわな。一つの単語が語義を拡張していく過程で生まれる多義性はいろいろな用法の共通イメージの部分で焦点を結ぶけど、分かったような分からんような漢語の造語は入れ物ばかりがあって各人好き勝手に使うことができてしまうので、焦点を結ばないまま拡散するだけになりがち、という。

ああ、でも、造語に限った話でもないか、グローバルてカタカナ語なんかしっちゃかめっちゃかだしな。「現地のグローバル人材」なんてのを読んだときには頭がクラクラした。

仮定法過去、って言葉がまた気に入らないマン。
過去形仮定法、と形態に注目していることを明確に示すべきでは?とか思ってしまう。

あと何か日本語の造語のルールを踏み外してる感じがするんだけど、仮定法過去。

リンケージ英語構文100、動詞と準動詞の章の解説をざっと確認。
はい。

内容はいいんだけど文法用語ばっかり気になってアカンねワシ……
受動態の作り方、いえ、態はカテゴリーなので作ることはできません、作るのは受動構文です、とか気になって仕方ない
そら受験勉強なんか出来なんだワケやわ〜、とか変に納得してしまう。