【読書メモ】『シュメール神話集成』

5月20日

こないだ買ったシュメール神話集成の「イナンナの冥界下り」を途中まで読んだ。
posted at 08:49:53
あんまし「わかる」話にばかり浸かってるとアタマがクルクルパーになりかけるので、たまに神話みたいな「よくわからない」話を摂取するのは大事ですね。


イナンナの冥界下り、とばっちり食らったドゥムジの顛末が欠損のため良くわからないとかなんそれ

まとめ)好奇心旺盛なイナンナ、ウキウキして冥界へ行くも当地の掟により死亡
→予め言いつけておいた使者の立ち回りにより地上から救援隊が出て生還
→掟により身代わりを置いていけという悪霊と追いかけっこ、二名程親しい者に目を付けられるが、そいつは大事だからヤメテーと要求を退ける
→悪霊がまだ付きまとうので何の関係もない牧人のドゥムジに目をつけ、身代わりに。タコ殴りにされたドゥムジ涙目
→牧人の姉と二人で必死に救いを求める(テキスト破損により顛末が良くわからないまま終了)



6月8日

『シュメール神話集成』、「ウルの滅亡哀歌」読んだ。11幕436行の長めの作品。

滅亡や荒廃の情景が生々しく、繰り返しを用いた修辞が荘厳な印象を持続させる。

解説をまだ読んでないが自然災害のような描写は侵略の比喩なのかしら。幾つかそのような言及がある。