モニター

なんか思い立って、20インチのモニターを買ってみた。Dellの20インチ、1600x1200。ヤフオクにて。

なぜこのサイズなのかというと、手に入る大型モニターで、ドットピッチが一番小さかったから。さらに、これぐらいのドットピッチのものは、現行の普通のモニターには全くなく、今後も出てくるか分からんので、今のうちに確保しとこうと思い。あとは、D-Sub、DVIのほかに、Sビデオとコンポジット端子も付いていて、PCでDVDを見るときの轟音をどうにかしたいとは思っていたので、いいかな、と思い。

使ってみた感想としては、普段使いとしては、やっぱりこんなにいらねーや、というのが正直なところ。私のPC作業といえば大概情報収集、つまりテキスト読むのが主なので、近くにおいて楽な視線角度で見れて、網膜への投影範囲が狭くて光に敏感な周辺視野に直射光が入り込まない、plus one LCD-8000UDぐらいが、やっぱり自分の用途にはちょうどいいのだよね。

現行のモニターのサイズとかに関しては、やっぱりどうかしてるんじゃないか、と改めて思う。机の上にモニターを置いて作業するにも、離して置いてもせいぜい目から1m、それでこれだけの網膜投影面積というのは、もう自分には全く考えられない暴挙である。20インチとかのテレビが普通なころでも、2m離れて見なさい、とか世間では言われてたのに、ああ言っていた人たちは、今どこで何をしているのだろうか。今や、PC用モニターとしても、24インチとか普通に出てきてるし、どういうつもりで流通が行われているのか、全然理解できない。
解像度をあげたいなら、ノートパソコンに使ってる液晶パネルをそのまま使ったらいいじゃん。文字の大きさが、とか、い・や、だ・か・ら、小型高解像度向けに基本のフォントサイズを設定すればいいだけの話でな。売ってる側は、こういうことわかっててやってんだろうな、てのが一番腹立つんだよな。
網膜上の投影面積のこと以外にも、ドットピッチが大きいこと自体にも疑問を感じるわけで。個々のドットが視認できるようなモニターで作業してると、ソフト的に目が悪くなってしまうのが、私なんかはよく意識するのだけど。ほとんどの人は何も感じないのかな・・・・・・。ソフト的に、ていうのは、それ以上の解像度の処理を一時的に求めなくなっている、とでもいうか、そういう気持ち悪さのことです。
なんだかなー。
もともと、世の中で自分に適したものを見つけるのって、結構大変だけど、ますます自分から遠のいていくようで、なんかそら恐ろしく。