読書メモ 『英語の仕組み』
結構いい本だと思いました。
- 作者: 関山健治
- 出版社/メーカー: 白水社
- 発売日: 2009/09
- メディア: 単行本
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これらの知識は、英語を英語として理解するには、知っていなければ話にならないが、知ってしまいさえすれば別に難しくも何ともないものでもある。つまりどういうことかというと、はじめにフレームワークとして提供されるべき、基本的な知識なのである。にもかかわらず、特別に努力する人や、好き者ぐらいしかきちんと意識できてはいない。
こういうことを教育システムで提供しないというのは、「好きなやつとか出来るやつは勝手に調べてやっときなさい」と言っているに等しく、公的資金の投入に値しない…とか思うので、この本で述べられていることぐらいは、常に説明出来る準備をしておかねば、などと自分も教えることのある身で改めて思ったりする。