文字起こし TPP反対 林芳正(自民)の質疑
体裁は最低限だがとりあえずアップ。
野田
まあ、言葉の問題も色々あったかもしれませんけれども、過去にそれぞれの理解の下で、農水省は農水省で、経産省は経産省でやったんです、でー私どもとてこういう内閣のものが出てきた、といことであります。
林
前提をそろえて、こういう前提で各省で統一にする、ということを、一度も、野田さんになってからやってない、って事なんですよ。それはその前にやったことまで言いませんよ、財務大臣でおられたんですからね、知ってますそれは。だけども総理になった瞬間からこの問題を本当に大事なら、でーわんで、前提を揃えて、一つにまとめろ、って支持しても良かったじゃないですか。それ今日までやらないで明日決断する、てのはいかにも前のめりだと思いますけど如何ですか。
野田
いえ、この内閣府のマクロ経済分析は、各省等横断的に調整をして、国際機関とかも使ってるものを使ってるってことですので、それをもって、私は有効な資料だと、指標だと思います。
林
ではあの、農水省が前提としている、全世界を対象に直ちに関税撤廃を行うと、なんらの対策も講じないと、いう前提は、内閣府での試算ではどうなってますか。
議長:古川国家戦略大臣
(総理に聞いてんだよ)(なんなんだよ)
古川
あのー、いまの委員のですね、ご質問の部分は、内閣府はまさにこのTPPと、に参加する場合というのを前提において、かつ、これがあの10年、原則で10年間で、関税を、撤廃すると、ま、そういう前提でありまして、そういう仮定の下でですね、マクロ計算をしたと、いうものでございます。ですから、あのー農水省が、あやっ、試算をしたのは、これはあのー全品目について、全世界で、えーこれあの、関税を撤廃てことでそえ、そもそ条件が違うと、ですからTPPについての試算というのは、内閣府でやらせていただいたものがですね、えー、う、政府としての見解だということでございます。
(訊いてないよそんなことは)
林
いやいやいやあのー、内閣府だってFTAAP、TPP、TPP+6っていろいろやってんですよ。それは分かってます。私が訊いてるのは、対象の品目を全世界で直ちに関税撤廃って農水省書いてますよここにねっ、で何らの国内対策もやらない場合と書いてるから、じゃ内閣府の数字は、この前提についてはどういう前提を置いて作ってんですか、って訊いてんですよ。答えてないじゃないですか。で総理そんなことも知らないで、これが最新版ですと野田内閣の、そうさっき仰ったけど、その大前提分かってないんですか?総理。
(そうだ)(どう国民に説明するんだよ)
(総理)(総理)(総理)(総理じゃないか)(場内騒然)
議長:もう一度、古川戦略大臣、簡単に答えてください。
古川
あのー先ほど申上げましたように、このTPPに参加した場合で、10年で、関税が、えーこの撤廃をされた場合という、こういう前提で、計算をしてるということでございます。
(場内騒然)
野田
あの、各省横断で、相談をしながら作ったということでありますので、そん中には農水省とか経産省が入ってると、いう前提、で、私は作られてると認識をしております。
(場内騒然)
林
あのね、さっきから聞いてると人事のように聞こえるんですよ。各省が、やったから多分ね、そういうことはきちっとやってんでしょう、としか聞こえないんですよ。大前提のー、対策を講じるのか講じないのかについてはどうなってんだ、ってね、この説明を官邸で受けたときにそんな説明をしてないんですか総理。
(場内騒然)
議長:野田総理大臣
(場内騒然)
林
もうね、あのー、総理が、…総理がご存知でないと、いうことが良く分かりましたよ。(委員長が今指名したんだよ総理に) あのー、もうね、総理、手をあげられないってことは知らないって事ですね。要するに。(拍手喝采) そんな大事なことね。で、さっき経産大臣はこれはもう役割終わった、って言ったけど、農水省はまだこれは、役割終わってないと、従ってこの前提は生きてるわけですよ。だからそれが入ってるのか入ってないか、っていう極めて大事なことについてね、総理がご存じなかったって良く分かりました。でその前提で古川大臣いま大事なことを仰いましたが、TPPですから、10年で関税がゼロになるって前提で試算してあります、ってはっきり仰っいましたよ。さっきの例外のと話と全然違うじゃないですか。総理。どうなんですか?この試算はゼロになる、っていうことになっていると、いうことと例外を認めと、いうことはちゃんと説明をされるべきだと思いますよ。如何ですか。
野田
あの、何でも試算ってのは前提があると思うんですぅ。でその10年間で関税ゼロでなった場合には、という試算を出してると、いうのがこのモデル。試算はこうだけど、じゃ例外は作れるかどうか、っていう議論は当然あるんです、それと試算とは別に。そこはご理解いただきたいと思います。
(騒然)
林
あのー、もう佐藤議員に譲りますが、そういうことをここで言われたから言うんじゃダメなんですよ。さいしょっからこの試算はこういうことになっていて、例外はこうなんです、っていうことをね、口をすっぱくして言わないと、みんな疑心暗鬼になってんですから。ね。ですから、そのことを申上げて、本当に、大事な決断ですから、いい決断をしてもらうことをお願いして、私は質問を終わります、ありがとうございました。
(たぶん西田議員:本人が分かってなくて〔聞き取り困難〕…)(拍手)