【読書メモ】『シルクロードと唐帝国』(読了)

5月30日

断ち切れぬ本の誘惑 https://pic.twitter.com/fR7n9Z6JSG
posted at 17:23:42
5月31日
次の本(『シルクロード唐帝国』)では久々に十手猫カバーに出て来て頂いた。 https://pic.twitter.com/OimumYqq8S
posted at 08:12:34

6月1日

シルクロード唐帝国』、第1章読了。
posted at 15:31:32

6月2日

メモ)"「斉俗」とは、中華的農本主義よりはずれた重商主義であり(...)一概に否定しさるべきものではない。むしろこの「斉俗」と、玄奘・韋節ら漢人の目に映じたソグド本国の風俗(...)との類似に注目したい。"
"いわばこの前近代の商業資本主義的な活力が騎馬軍団の軍事力と結びついた時、突厥・唐・ウイグルといった強大な帝国が生み出されたとみなすべきなのである。"
p.128
posted at 21:57:54


第2章読了。いやあ面白いなぁ。
posted at 23:55:48
イラン系の言語を話し中央アジアに本拠地をもつ民族が、中国北部にまで跨がるネットワークを構築し、東西の貿易の中心を担い、北朝の興亡の中で巧みに立ち回り、独自の軍力を持って時には中国史を左右する場面で重要な働きをする、と。
全く知識もイメージもない分野だったので面白くて仕方ない。

6月3日

シルクロードと当帝国』、第3章。
posted at 23:04:36
メモ)”また、この時長安に到来した首領層には官品を与えて唐王朝に組み込んだが、五品以上の高い品階に列せられた者が100人を超えたというから尋常ではない。しかし、元来が中央ユーラシアに普遍的な遊牧民族の作った拓跋国家の伝統を引いていることを想起すれば、何ら驚くにあたらない。”
”もともと北の遊牧民には自分の民族・部族集団の一般民衆より、異民族・部族であっても由緒正しい王族・貴族を優遇する傾向が強いが、北俗を色濃く残す唐王朝の政策にはそれが顕著に見られるのであり、むしろそこにこそ開放的とか国際的と評される当帝国の本質があったと言えるかもしれない”
pp.168-169

6月5日

第三章、消化不良ながら読了。
posted at 09:29:26

6月9日

シルクロード唐帝国』、第四章読了。
posted at 12:43:55

6月11日

シルクロード唐帝国』、第5章読了。文書から見える唐〜中央アジアの奴隷交易について。
posted at 14:12:15

6月11日

シルクロード唐帝国』、第6章読了。
あと3章残ってるが既に300頁くらいは読んだ
posted at 19:38:20


第7章、安史の乱の所まで。
posted at 23:49:56


第7章読了。
posted at 01:03:00
暫くは地理的な相互関係のイメージも乏しかったが、繰り返し地図を参照しながらだいぶ勘を得てきた。
メルカトル図法の地図に慣れきった頭で、中央アジアの広大な範囲について想い巡らすのに慣れてもおらず、測地線と緯線罫線との方向のズレにどうしても惑わされるところがあったけども、それもだいぶ解消されてきた。
中央ユーラシアの地図を見ながら、航海術の未発達な時代に、騎馬集団が現れたことを考えれば、なるほど大陸中央部が栄えるわけだと納得するしかない。 https://pic.twitter.com/Nz5yrkThWa

6月12日

シルクロード唐帝国』、とりあえず読了。いやぁおもれぃかったぜ。まるで不案内な分野だし消化率六割といった印象だけども。。
posted at 11:13:54