購入。/読書メモ『「余剰次元」と逆二乗則の破れ』

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「余剰次元」と逆二乗則の破れ―我々の世界は本当に三次元か? (ブルーバックス)

「余剰次元」と逆二乗則の破れ―我々の世界は本当に三次元か? (ブルーバックス)

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(2011/05/01 午前4時38分 追記)
 久々のブルーバックス、一気に読了。ノーミソがだいぶ疲れて、途中の栄養補給と数度にわたる睡眠休憩が要ったのであった。のべ時間にして多分9時間ぐらいか。
 これぐらい集中してこの分野の本を読んだのは、18か19の頃以来だったりする。この手の本は日常レベルでの実用性も乏しく、頭をこのモードに切り替えるために、さらには中断して持続が途切れないようにするために、ある程度まとまった量の奔放な時間の使い方がどうしても必要で、長い休みでもなければちょっと読み通せなかったことと思われる。
 逆二乗則がいかに破れるかを期待させた最後の方は、現時点では未確認という穏やかな終わり方だったが、ナノメートル単位での観測精度が実現して1〜2年以内ぐらいでの新たな観測結果が見込まれるとか、実に面白かった。