音盤など。2

注文したのが届いた。

Septett Op 20/oktett Op 2

Septett Op 20/oktett Op 2

早速HDC-1Lにあけて試聴中なう。
 このCDは室内楽の名盤に数えていい気がする。メン八はこれはもうベストに近い演奏なんじゃないかと思ったりして。
 元気の良さとか編成のゴージャスさとかに安易に走らないで、あくまでも室内楽としての統一感、繊細さ、構成感を達成している。各楽器の音色傾向を可能な限り寄せていて、それによって却って各楽器が邪魔しあわず、耳を平均へと導かず、それぞれのラインが個別的に耳に入ってくる。これは快感。こういうアプローチが当然あって然るべきと納得させられる。
 そして何より、音色の柔らかさ、豊かさが天下一品です。ライナーノーツ確認したら、1959年の録音と。


 後半のベートーヴェン七重奏、ちょうど今聴き終わり。ちょっと別の時代にトリップしてました、お帰りなさい、とゆう感じです。こういう感じは、ベートーヴェンならではだなぁ、とか思う。